Syslogとは
syslogはIPネットワーク上でログメッセージを転送する標準規格でありクライアント/サーバ型プロトコルです。たとえば通信が隣のルーターからできなくなったなどのエラーメッセージなどをログとして排出することができます
ファシリティ
ファシリティとはログメッセージの分類のことをいう。
0~23の24種類ありそれぞれに意味がある
auth、authpriv | 認証サービス ( login、su など) |
cron | cron |
daemon | 各種デーモン |
kern | カーネル |
lpr | 印刷システム |
メールシステム | |
news | ニュースサービス |
syslog | syslog機能 |
user | ユーザープログラム |
local0 ~ local7 | 独自の設定 |
ログを表示しなくなるコマンド
(config)#no loggin console
通常は下記のようにステータス変更の際のメッセージがでるが、これがでなくなる
コンソールログのレベルを設定
構文
(config)#loggin console[level] [level] 0~15の中で、好きな数字を入力できます。
先ほどは0~15レベルでアラームを発生とありましたが、このコマンドでどのレベルのアラームがでるかを決めることができる。
構文
(config)#loggin trap[severity] [severity]0~7の数字で選べます
ロギンバッファの設定
Loggin bufferedコマンドは生成されたログをロギンバッファに保存したい場合に使用します。
構文
(config)#loggin buffered[size][severity]
Size…バッファ領域を4096~2147483647の範囲で設定 デフォルトは4096
Severity…Severity値を(0~7)または、Severity名を指定(オプション)
このようにSyslogを使うことによって、どこのインターフェイスに何が起きたかを即座に確認できるようになります。
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