NTP
NTP(Network Time Protocol)は、コンピュータに内蔵されているシステムクロックをネットワークを介して正しく同期させるためのプロトコルになります。
NTPアソシエーションモード
NTPを実行しているマシンの間の通信をアソシエーションと言います。相互に関連つけるためのアソシエーションモードには次の3つがあります
*アソシエーションは組織という意味
Client、Serverモード | NTPクライアントがNTPサーバに対して一方的に同期を行うモード。 |
Symmetric Active/Passiveモード |
同じ階層に属するNTPサーバ同士で提携される。相互にバックアップとして使用される |
broadcastモード | サーバーがブロードキャストでNTPパケットを送信する。クライアントサーバーで特定のサーバーを指定する必要がなくなる。 |
NTPの基本設定
では下記のパケットトレーサーでルーターに対して、コマンドを打ちながら確認していきましょう。
①NTPの基本設定
NTPサーバーとNTPクライアント間のアソシエーション(組織)を形成し同期を行うには下記の構文を使います。
構文
NTPクライアントに設定
(config)# ntp server [ ip-address | hostname ]
IP addressはNTPサーバーのIP,
もしくはhostname
NTPサーバーに設定
(config)# ntp master